よくあるご質問

遺族年金について

遺族とは誰のことですか?

遺族基礎年金での遺族とは、子のある配偶者とその子です。

  遺族とは、生計を同じくしている人が亡くなったときに残された家族のことです。亡くなった人が国民年金に加入して自営業者などであれば「遺族基礎年金」が、厚生年金に加入していた会社員などであれば「遺族基礎年金」に加え「遺族厚生年金」が受け取れることがあります。

再婚したら、遺族年金はどうなる?

遺族でなくなるので、年金の支給も停止されます。

 遺族年金を受け取っていた人が再婚すると、遺族ではなくなるので遺族年金の受給権を失います。これを「失権」といいます。「失権」の要件には「婚姻」とありますが、事実婚(内縁関係)でも失権することもあります。

残された妻(夫)の収入によって年金額が変わるの?

年収850万円以上なると受け取れません。

 残された妻(夫)の収入によって、遺族年金の金額が変わるということはありません。遺族年金を受け取るための条件の一つに「死亡当時、死亡した方によって生計維持されていた」があり、原則として、年収850万円未満の方が該当すことになります。

婚姻期間が長いと得をするの?

10年以上結婚していると「寡婦年金」が受け取れることもあります。

 遺族厚生年金に加算される「中高齢寡婦加算」は、婚姻期間は関係ありません。国民年金の第1号被保険者(自営業など)の夫が亡くなったときに、結婚していた期間によっては「寡婦年金」が受け取れる場合があります。

よくある質問とその解答をご紹介します。どうぞ参考にしてください。